カエルの合唱と田んぼに映る青空。震災を機に選んだ「市街化調整区域」という選択

シケモク不動産

震災後に東京暮らしを切り上げて、田舎に引っ越したきくちゃんです。

私が住んでいるのは、「市街化調整区域」です。 市街化調整区域は、通常「昔から住んでいる農家の人とその親類しか家を建てられない」「賃貸はダメ」「再建築が不可」など、色々と制限があるため敬遠されがちです。潰しが効かず制限がきついうえに、そもそも市街地から離れた場所にあるため、不動産価格もすごく低くなります。

でも、私が住んでいる市街化調整区域は「12号区域」というものに指定されていて、80軒くらいの家が建ち並ぶ住宅地なんです。田んぼ道を5分ほど歩けばすぐに市街化区域に入り、セブンイレブンや大きなスーパーもあるのでとても便利です。ある程度たくさんの住宅がまとまっているため、下水道も整備されていて(浄化槽やボットン便所じゃありません!)、上水道も通っています(井戸水じゃありません!)。ガスだけはプロパンガスですね。

駅からは車で10分くらいかかっちゃいますが、高速のインターからはすぐです。電車通勤をせず、車移動がメインの人なら逆に便利な場所です。

お値段は市街化区域よりもお安いです。(と言っても、12号区域ではない規制のきつい市街化調整区域に比べると普通に高く、近所の市街化区域の3割引くらいです)。固定資産税も安く済みます。

実は、この場所に家を買った時は「市街化調整区域」のことなんてよく分かっていませんでした。 ただ目の前に広がる美しい田んぼと森の景色が本当に素晴らしくて、「あぁ、なんて素敵な場所だろう」と思いました。「びっくりするほど安いな・・・」とも思いましたね(笑)。

5月に入り、田んぼに水が張られ、ゴールデンウィークには兼業農家の皆さんが早々と田植えを終えられました。 カエルの「コロコロ」という可愛い声、青鷺や白鷺の「グェェェ!!」という声、キジの「ケーン」という声。玄関のヤモリ、庭のカナヘビ、季節の花々、新緑の森、そして田んぼに映る青空。

人ごみよりも、自然や季節を肌で感じるこの田舎暮らしが、私にはとても心地良いです。

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