【VIX指数】今私はどこにいる?過去のデータから考える暴落時の現在地

シケモク珍道中

「暴落はバーゲン!」と頭ではわかっていても、いざ株価が急落すると不安になりますよね。

「この下落はいつまで続くの?」 「底なし沼だったらどうしよう……」

そんな時、「今自分がどれくらいの暴落の、どの辺りの場所にいるのか」をなんとなくでも感じたい!!! そこで、過去の暴落イベントと、その時の市場のパニック度合いを示す「VIX指数(恐怖指数)」を並べて整理してみました。

歴代の「大暴落」とVIX指数のピーク

まずは、歴史に名を残すレベルの大暴落から見てみましょう。

  • 2022年 米国利上げ・インフレショック【VIX 約38】 記憶に新しい、1年を通して米国株が下落し続けた年です。これだけ市場が重苦しい空気になっても、実はピークは40手前でした。
  • 2000〜2002年 ITバブル崩壊【VIX 40〜45付近】 熱狂の末にIT関連銘柄が軒並み大暴落した時期です。数年にわたってジワジワと下落が続きましたが、恐怖のピークは40台でした。
  • 2015年 チャイナ・ショック【VIX 約53】 中国経済への不安から世界同時株安に陥り、短期間で市場がパニックになった時です。
  • 2020年 コロナ・ショック【VIX 約85】 未知のウイルスによる都市封鎖で、世界中の経済活動が強制的にストップする恐怖から、短期間で後述のリーマン・ショック級の80超えを記録しました。
  • 2008年 リーマン・ショック【VIX 約89】 金融機関が連鎖倒産し、世界の金融システムそのものが崩壊するかもしれないという歴史的な大パニックです。VIX指数は前代未聞の80超え(ほぼ90!)を記録しました。

VIX 20〜30:よくある「プチ暴落」イベントリスト

次に、大暴落とまではいかないけれど、年に何度かやってくる「プチ暴落(調整)」の時のVIX指数です。

  • 地政学リスクの緊張(イラン・中東情勢など)【VIX 21〜23】 ミサイルが飛んだ、報復を示唆した、などのニュースで一時的に市場が身構える状態。短期的には下がりますが、パニックには至らず数週間で落ち着くことが多いです。
  • 利下げの先送り・インフレ再燃懸念【VIX 24〜26】 「景気が良すぎて、なかなか金利が下がらないぞ」という、投資家の「がっかり感」からくる下落。経済が強い証拠でもあるので、パニックにはなりません。
  • 中国の経済不安(恒大集団のデフォルト懸念など)【VIX 25〜28】 「中国の大きな不動産会社が潰れるかも」というニュース。世界経済への連鎖が心配されますが、アメリカ市場が壊れるほどではないと判断されると、この程度の数字で止まります。
  • ウイルス変異株の登場(オミクロン株など)【VIX 28前後】 「また新しい変異株が出た!またロックダウンか?」という恐怖。最初のコロナショック(VIX 80超え)を経験した後は、市場もこの程度の警戒心で済むようになりました。
  • 米地方銀行の経営不安(シリコンバレー銀行など)【VIX 28〜30】 「銀行が1つ潰れた!連鎖するかも?」というニュース。金融システムの根幹が揺らがない限り、30の手前で踏みとどまるのが一般的です。

💡 きくちゃんの備忘録:いざという時の「お買い物」シミュレーション

過去のデータを並べてみると、「なんだ、VIX30以下なら割とよくあることなんだな」と少し冷静になれますよね。

……と、ここまで偉そうに分析してみましたが、実は私、投資を本格的に始めてまだ数年のひよっこです(笑)。個別株に至っては去年から始めたばかりのド初心者。

だから、いざ本当に画面が真っ赤になるような大暴落が来たら、過去のリーマンショックの時のようにオロオロしてしまって、「怖くて買えない……!」となるんじゃないかと、今からすごく不安です。

でも、「何も基準がないと絶対にパニックになる!」と過去のやらかし(塩漬けファンド事件)から学んだので、「VIXがここまで上がったら、勇気を出してこう動くぞ!」という自分用のシミュレーション(お守り)を作ってみました。

  1. VIX 23〜30(プチ暴落) ボラティリティ(価格の変動)がある銘柄で、戻りを狙ったスイングトレードを少額で「お試し」でやってみる。これで少しでも資金を増やせたら御の字!
  2. VIX 30超え(警戒ゾーン) 「いよいよ来たか……」と深呼吸しつつ、資金を少しずつ分割しながら、手堅い「ガチホ(長期保有)銘柄」に順繰りに指値を入れていく。
  3. VIX 40〜50超え(バーゲンセール到来!) ここが一番の勝負所!VTI(全米株式インデックス)などの、普段はあまり買えない割高な優良銘柄に、震える手を抑えながらしっかり資金を入れていく。

頭ではわかっていても、いざ血みどろの相場を目の当たりにしたら、やっぱり足がすくむかもしれません。 でも、暴落の波に飲み込まれるのではなく、VIX指数というコンパスを握りしめて、なんとかこの「バーゲンセール」でお買い物ができるように、心の準備だけはしっかりしておきたいと思います!

自分に約束!

生活防衛費は、絶対いれないこと!!

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