私は麺が、大好きです。
本日取り上げるのは、みんな一度は食べたことがある『流水麺』のシマダヤ。
火を使ってお湯を沸かすことさえも拒否する不精者に最高の麺です。
実は上場したばかりってご存知でしょうか?
2024年10月にメルコグループからスピンオフ上場しました。
①指標チェック
- 自己資本比率:71.0%(健全すぎる!)
- 利益剰余金:170億円
- 有利子負債:0
- 営業キャッシュフロー:40億円
- 現金同等物:43億円
- 営業利益率(営業利益÷売上高):9%
- 配当利回り(26.3期予想):約3.3%(年間配当予想54から62円)
- PEGレシオ:
- PBR:1.27(1倍をわずかに上回ってますが、まだまだ「PBR1倍超え」意識が働きやすい良い位置です)
- 株価(5/27時点): 1,638円
- 予想PER: 9.0倍(過去の安値平均11.3倍〜高値平均8.4倍と比較して、割安〜適正水準)
② 業績の推移と見通し:地味ながらも超堅実
四季報の【業績】欄を見ると、売上・利益ともに非常に綺麗な右肩上がり、または安定した推移を見せています。
- 25.3期(実績): 売上高 41,061百万円、営業利益 3,768百万円
- 26.3期(予想): 売上高 43,400百万円、営業利益 3,700百万円(配当 54〜58円)
- 27.3期(予想): 売上高 45,000百万円、営業利益 4,000百万円(配当 54〜62円)
急激なロケット成長はありませんが、人口減少社会にあっても「食」というインフラを握っている強みがあり、業績の落ち込みが見えにくい手堅い業種です。
③ 四季報のコメント(材料・トピックス)
【横ばい】 家庭用は「流水麺」や「太鼓判」など付加価値品拡販で原材料費増こなす。 【拡販】 業務用冷凍麺は九州での拡販にテコ入れ。東南アジアでの販売強化期す。北米向けに視察要請も。
今後のカタリスト(化ける要素): 国内だけでなく「業務用冷凍麺の九州拡販」や「東南アジア・北米への海外展開(輸出・視察)」という成長の種が蒔かれています。これが成功すると、「万年割安」を脱皮するきっかけになる可能性があります。
強み: 小麦粉などの原材料高騰に対し、「ブランド力(付加価値)」で価格転嫁をこなせている点が優秀です。
たぬき度チェック:たぬきの皮を脱皮して優良株になろうとしている
- 財務が「王道」レベルに頑健(脱皮の土台ができている) 自己資本比率が 71.0% と極めて高く、借金で首が回らないような「罠株」の要素は一切ありません。
- PBRが1倍の壁を越え始めている(万年割安からの脱却中) PBRは 1.27倍 と、1倍割れの「万年割安株(ずっと化けの皮を被ったまま)」の段階をすでに一歩抜け出しています。2024年10月にスピンオフ上場したばかりという新鮮さもあり、市場の注目を集め始めているフェーズです。
- 業績の拡大と「海外進出」という脱皮のエネルギーがある 四季報の業績欄を見ると、26年3月・27年3月と増収増益の予想で、配当も増配傾向(54円〜62円予想)にあります。さらに記事欄には「東南アジアでの販売強化」「北米向けに視察」とあり、国内の地味な麺類メーカーから「グローバルに稼げる優良株」へと、まさに今まさに皮を脱ぎ捨てて進化しようとしている勢いを感じます。
まだ完全に誰もが認める「王道優良株(トヨタや三菱商事のような世界的大企業)」とまでは言えませんが、安定した経営基盤を武器に、次のステージへ化けようとしている非常に面白い位置にいる銘柄です。
うどんが好きなきくちゃんとしては、日々の買い物で変化を観察しやすいのでとても良い銘柄です。


