ハウス食品の「北海道シチュー」を買いました。 冷蔵庫に鶏の手羽元があったので、圧力鍋で柔らかく煮てクリームシチューを作ろうと思ったのです。
そんなわけで、今回はハウス食品(2810)についてブログを書いてみようと思います。
ハウス食品グループ本社の財務データ(四季報より)
- 自己資本比率:67.4%
- 利益剰余金:2,397億円
- 有利子負債:125億円
- 営業キャッシュフロー:265億円
- 現金同等物:883億円
- 業績:緩やかに順調に増収増益
- 営業利益率:6%
- 配当利回り:1.58%
- PBR:0.95倍
セレブな跡取り社長の「王道ルート」がデジャブ(笑)
ハウス食品の社長は、1965年生まれの浦上博史氏。創業者の浦上靖介氏を祖父に持ち、父の後を継いで経営を担う方です。 経歴を見ると、1991年に住友銀行(現・三井住友銀行)に入行後、1997年にハウス食品へ入社。2009年に代表取締役社長に就任されています。
「う〜ん、跡取りのお坊ちゃまが大卒で都市銀行に入行するパターン、何度も見たぞ……?」
メナードのお坊ちゃま、星野リゾートのお坊ちゃま、そしてハウスのお坊ちゃまも、みんな新卒で銀行員を経てから家業に入社し、ゆくゆくは社長になるコース。自分はセレブでもなんでもありませんが、ブログを書いているうちにだんだんセレブの事情通になってきた気がします(笑)。雲の上の世界の事情、面白いですね。
え、CoCo壱番屋ってハウスだったの!?
世間知らずで本当にすみません……。CoCo壱番屋がハウス食品のグループ会社(子会社)だということ、ハウスのホームページを見るまでまったく知りませんでした。
我が家はカレーといえば「おうちで作る主義」。あまり外食をしない上に、外食する時もコスパの良い地元の個人店に行くため、大手チェーン店にはどこまでも疎いきくちゃんです。四季報の分析を通じて、引きこもり主婦が世の中を知るきっかけをたくさんいただいております。
2022年、東南アジアへ打って出る!
以前分析したエバラ食品も、2017年の台湾を皮切りに、シンガポール、タイ、マレーシアと東南アジアに攻め入っていますが、ハウスも2022年に東南アジアに法人を設立したみたいです。
一昔前は「中国進出」が流行りでしたが、最近は東南アジアに攻めていくのがトレンドなのでしょうか。やっぱりアメリカが中国とバチバチやっている影響(フレンドショアリングの流れ)もあるのかもしれませんね。
スーパーの棚は、まるで「東証プライム市場」
私は、平凡な毎日を家事と仕事と子育ての単純なルーティンで過ごすことをこよなく愛する、超・省エネ主婦です。食に関しても地産地消の肉や野菜を中心に、毎回同じ最低限の調味料を使って料理します。
買い物の時もこの省エネ力が発揮されるため、派手な新製品の情報は脳内シャットダウン。目的のものだけをシンプルにカゴへ入れます。つまり、流行りの食品にはとことん疎いわけです。
そんな私なので、先日、長年使っていたカレールーが実はエバラ食品のものだと気づいて驚愕しました。そしてもっと驚愕したのは、あんなにみんなに愛され、どこのスーパーにも置いてある定番商品を作っているのに、株価が「PBR1倍割れ」で放置されているということでした。
思えば、5月に分析したカゴメも(1倍割れはしていないものの)そんなに高いわけではなかったです。そして今回のハウスもまさかの1倍割れ(0.95倍)。ブルドックソースも、フジッコも1倍割れ。
食品セクターって、株式市場ではあんまり人気がないんですね……。 日本の人口が減っているのもありますし、利益率が劇的に高いわけでもなく、「将来の爆発的な成長が見込めない」という投資家の心理が織り込まれているということでしょうか。
でも、そうなると面白い妄想が膨らみます。 2017年頃から2020年代前半にかけて、エバラやハウスが東南アジアやインドに攻め込んでいっている動きを見ると、もうしばらくすれば「日本の食品界」が海外発で熱くなってくる可能性もあるんじゃないでしょうか?
AI銘柄のような爆発力はなくても、今これほど低いPBRで放置されている優良企業たちが、東南アジアの胃袋を掴み、海外で大人気・高利益率を誇る「日清食品(※海外比率が高く高PBRな食品株の代表格、利益率も高いです)」レベルまで大化けする未来があったりしないかな……?
温かいクリームシチューを食べながら、そんなことをぼんやり考えているきくちゃんでした。


