今日も楽しくシケモク暮らし、シケモクハンターのきくちゃんです。
先日、愛車である日産モコのエンジンオイル交換のため、近所の整備工場へ行ってきました。 社長からは「4,000キロおきに新しくしてね」と言われていたのですが、今回は色々と後回しにしてしまい、かなりのオーバーラン。怒られるかな……とビクビクしながら向かったのですが、社長は怒るどころか涼しい顔。日本の純正こだわりオイルのタフさに救われたようで、ホッと一安心です。
オイル交換から見えた、物価高と「実業」のリアル
待ち時間、社長と物価高についての世間話になりました。 なんと、仕入れのエンジンオイルが1リットル3,000円だったものが、今や7,500円にまで跳ね上がっているのだとか!
それなのに社長は、「仕入れ値は上がっているけれど、そのままお客さんに価格転嫁するわけにはいかないからね」と、今も交換料込みで2,700円の据え置き価格でやってくれているそうです。「うちはエンジンオイルだけで商売しているわけじゃないから、まぁいいんだよ」と笑う社長。地域密着の町の整備工場ならではの温かさと意地を見た気がします。
一方で、オートバックスなどの大手は、交換する量も顧客の数も桁違い。そのため、最近では「会員様限定で交換」といった防衛策(限定サービス)をとらざるを得ない状況のようです。
そういえば、エコノミストのエミン・ユルマスさんも、先日のNOTEの有料ポッドキャストで「自分の車を整備に出したら、エンジンオイルだけ変えてくれなかった」とおっしゃっていました。東京のビジネスの現場は、本当に世知辛いですね……。こういう話を聞くたびに、私は地方暮らしでよかったなとしみじみ思います。私は、株も不動産も暮らしも全てが低PBRです。いいんだか、悪いんだか。ウホホッ。
スズキのDNAを感じる愛車と、日産の栄枯盛衰
ちなみに、エミンさんはスズキの「スイフトスポーツ(スイスポ)」がお好きなのだそうです。 私の乗っている日産モコは、実はスズキの「MRワゴン」のOEM車(中身はスズキ製)。最近の日産の上層部のゴタゴタを見ていると複雑な気持ちになりますが、「エミンさんの好きなスズキの遺伝子が入ったマシンに乗っている」と思うと、なんだか妙に自己肯定感が上がります(笑)。
今でこそ厳しい批判に晒されている日産ですが、1980〜90年代の黄金期は本当に輝いていました。「フェアレディZ」「スカイライン」「シーマ」「シルビア」など、走りも素晴らしく、デザイン性も抜群。日本中が憧れた時代があったのです。
そんな光り輝く技術を持った会社が、今や自己都合の経営陣によって世界の笑い物のような醜態を晒している姿を見るのは、一車好き・一国民として非常に心が痛みます。 まるで、野武士のようなロームに買収された後も、「平等、もしくはワンチャン俺が上」とプライドを捨てきれずに抵抗し続ける、斜陽貴族のような東芝の栄枯盛衰を見ているかのようです(いや、過去に犯罪者まで出している分、日産の方が根が深いかもしれません)。
日本の恥とまで言いたくなるような現状ですが、優秀な日本のエンジニアたちがその力を存分に発揮できるよう、さっさと財務の健全な、まともな企業にバイアウトされて解体・再生の道を歩んでほしい……と思ってしまう私は、少し毒舌が過ぎるでしょうか?
おっと、これ以上語ると毒が止まらなくなりそうなので、この辺で。 鶴亀、鶴亀……。



