【人生の損切り】東京暮らしを売って、低PBRな田舎暮らしを買った話

シケモク暮らし

人が気づかないようなキラリと光るシケモクを拾いながら、少ないお金でゆたかに暮らす。 それが楽しい「シケモク暮らし」です。

たくさん稼いでたくさん使い、また使うために必死で稼ぐ……。 そんな燃費の悪い生き方はしたくない。

都内で暮らしていた私が、震災後に田舎へ引っ越したのも「大企業に勤めていて出世コースにのっているるわけでもないのに、これ以上景気の悪い東京にいてもメリットがない。利回りが悪い」と思ったからでした。

あのとき私は、「東京暮らし」という名の、株価もPBRも高く配当利回りも低い株を損切りして、「田舎暮らし」という名の低PBR(シケモク)を選んだのです。

家賃は都内の半分から三分の一。 美味しい米や野菜や卵を農家さんから直接買い、美味くて安い肉を食べて、地産地消で豊かに暮らす。 カフェや飲食店に行くと広い店内に十分に間隔が空いたシートがあり、低価格で盛りのいい食事が出てくる。背中や足が触れちゃうような狭い空間にギュウギュウの場所に座らされ、大して美味しくないものに安くない料金を支払わないといけない都会よりも満足度が高く豊かな暮らしです。仕事やエンタメで都会に行きたい時だけ1時間くらい電車に乗って、普段は静かで人の少ない田舎でストレスフリーで過ごす。

これこそまさに、低PBR・高配当のシケモク投資です。

家の近所の田んぼには水が引かれ、ゴールデンウィークには兼業農家の皆さんが田植えをしていました。

そんな静かな夜の空に、綺麗な月が出ていました。

ピンク色の輪っかがついた、幻想的な月。 5月の満月は「フラワームーン」と言うそうです。

静かで豊かな夜に、このシケモク暮らしを選んで良かったと改めて感じています。

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