洗濯機に、歯列矯正に、内窓に、芝刈り機に……。
ここ最近、まるでタガが外れたかのようにジャブジャブとお金を使いまくっているきくちゃんです。
普段の私といえば、ノーメイクにユニクロの900円のシミ付きTシャツ、ワークマンの1500円パンツを履いて、埃だらけの築古戸建でDIYに励むドケチ人間。
そんな私がこんなにお金を使って……大丈夫でしょうか?
……まぁ、大丈夫だろ。多分!(笑)
お金はあの世へは持っていけませんしね。
ブランド品や高級車には一切興味がありませんが、「清潔で、効率的で、快適な日常生活」は、私の幸せに直結しています。
しっかり稼いだお金を、家族と自分の健康、そして暮らしの心地よさに使うのは、きっと間違いじゃないはずです。
そんな私が、最近買って「これは本当によかった!」と心から思えたアイテムを紹介させてください。
それが、**「お盆(トレー)」**です!
13年使い続けた無印のお盆から、買い替えた理由
うちは家族4人なので、思い切って4枚買いました。
日本のメーカー**「若兆(わかちょう)」**が作っている半月盆です。
実はこれまで、13年以上も無印良品の四角いお盆を使っていました。
でも、無印のものは合板(突板)なので、結露したコップの水を放置すると内側からプツプツと膨れてきたりして……。見るたびに「うーん、やっぱり本物の木じゃないんだよな」と、地味にテンションが下がっていたんです。
「しっくりこない」と思いながらも13年も使い続けたあたり、我ながらケチすぎるというか、しぶとすぎるというか(笑)。
「気に入らないならさっさと買い替えればいいのに」と思うのですが、当時はピンとくる代わりのものが思い浮かばなかったんですよね。
それがここへきて、急に「自分が欲しいもの」や「家族に必要なもの」がポンポンと頭に浮かび、気持ちよくお金を払えるようになってきました。
大家業にも少しずつ慣れてきて、仕事や資産運用にも多少の自信がついて、お金を使うことへの恐怖が減ったのか。
それとも、子どもたちが成長して気持ちにゆとりができ、家族との暮らしそのものを味わえるようになってきたからなのか。
はっきりとした理由はわかりませんが、確実に自分の中の風通しが良くなっている気がします。
「若兆」の天然木・漆塗り半月盆
今回購入したのが、こちら。
和歌山県海南市(室町・戦国時代から続く、日本四大漆器産地のひとつ・紀州漆器の街!)に拠点を置く、木製漆器の専門メーカー「若兆」さんの製品です。
プラスチックではなく、ちゃんと天然木+漆塗りで作られています。
メーカーは日本の若兆さんですが、製造は中国製のため、お値段はなんと1枚1,960円。
4つ買っても7,840円でした!(ビックカメラX楽天)
日本の職人さんや作家さんが手作業で作ったお盆もいつかは使ってみたい憧れはありますが、子どもたちがまだ食べこぼしたり扱いが荒かったりする今の我が家には、気兼ねなく使えて本物の風合いが味わえるこのお盆が、間違いなくベストな選択でした。
なぜか丸い食器がピタッと収まる!半月盆のすごいところ
この半月盆、子どもたちにも大好評なんです。
一番の理由は、「お片付けが一発で終わるから」!
我が家には「自分が使ったお茶碗、お箸、湯呑みは、自分で流しへ下げる」というルールがあります。
ところが今までは、一発でお片付けを終わらせようとして、お皿の上にお茶碗を重ね、さらにその上に湯呑みを積んで「そんなことしたら割れるでしょ!」とママ(私)に怒られる……。
あるいは、お茶碗だけ下げて大きなお皿をテーブルに忘れて遊びに行ってしまい、「最後まで片付けなさい!」とまた怒られる……。
毎日のようにそんな不毛なやり取りが繰り広げられていました。
ところが、この一人一半月盆制度(定食屋さんみたいにお盆に一人分の御膳をセットしたまま上げ下げする)を導入してから食卓が劇的に変わりました。
- 丸い食器がすっきり収まる機能美
四角いお盆だと乗り切らなかったお皿・お茶碗・湯呑みが、半月型だと不思議と綺麗に全部収まるんです。お皿やお椀が「丸い」から、丸みのある半月型のほうがデッドスペースができないのかもしれません。 - お盆ごと運べば1回で完結の効率化!
全部お盆の上に載っているので、お盆ごと両手でスーッと運ぶだけで片付け完了。子どもたちも怒られずに済むのでご機嫌です。 - こぼしても被害が最小限&お店気分
ちょっと汁やご飯粒をこぼしても、お盆の上で受け止めてくれるのでテーブルを拭く手間も激減。見た目も上品で「今日のごはん、お店屋さんみたい!」と喜んでくれています。
お金は「稼ぐ」より「使う」方がずっと難しい
それにしても、お金って「稼ぐ」よりも「上手に使う」方がよっぽど難しいなと実感します。
年収何千万円も稼いでいるのに、見栄や浪費でいつも自転車操業になり、何かの返済に追われ続けている人を何人も見てきました。
その一方で、何千万円、何億円と資産を築いているのに、一度も有効に使えないまま不安を抱えて亡くなっていく人がたくさんいるのも知っています。
お金を稼ぐこと、増やすことはもちろん大切です。
けれどそれ以上に、
- 「どうやって、何に使うのか」
- 「いつ使うのか」
- 「どう運用して守るのか」
- そして「それをどうやって次の世代に手渡していくのか」
これらをしっかり学び、自分の頭で納得しながら気持ちよく使える人になりたい。
蚊に噛まれながら草刈りしたり、埃にまみれてDIYをしながら、夜は心地よいお盆で家族とほかほかのご飯を食べる。
そんな日々のちいさな快適さにきちんと投資できる自分でいたいな、と思う今日この頃です。


