今日も今日とてシケモク日和🎵 シケモクハンターのきくちゃんです。
仕事や家事の合間に『会社四季報』を手に取り、PBR1倍割れでキャッシュリッチな企業を探すのが最近の趣味になっています。そんな中、鉄鋼業界にいくつか気になる会社を見つけました。
ところが……日本製鉄、東京製鐵、東京製綱。 「製鉄」だったり「製綱」だったり、どれも似たような名前でうっかり間違えそうになります。 東京製鐵だと思って東京製綱のHPを見て、「あれ?昨日見たのと社長の顔が違う……」と気付く始末。素人の私は大混乱です!
「いっそ赤レンジャーとか緑レンジャーとか、キャラ別にもっと分かりやすく差別化された名前に改名してほしい!」なんて思ってしまいますが、そうもいきませんね(笑)。
💡 ここがポイント!
四季報の業績予想や材料記事も、慣れない用語ばかりで私には「呪文」にしか見えません。そこで、まずは大きな視点で業界全体の流れを知るために、鉄鋼業界の相関図を作ってみました。
鉄という素材が、材料を仕入れて溶かされ、混ぜられ、板になり、最終的な製品になるまでには、大きく分けて5つの工程があるようです。
この「5つのカテゴリー」のどこに位置するかで、同じ「鉄」を冠する会社でも仕事の内容が全く変わってきます。名前に「製鉄」や「鋼」と付いていても、役割が違えばライバルではなく「パートナー」だったりするわけです。
🏗 鉄鋼業界・5つのカテゴリー
① 川上(高炉):ゼロから鉄を作る
- 日本製鉄:鉄鉱石と石炭から巨大な高炉で「粗鋼」を大量生産する国内首位。自動車や家電向けの高級鋼板に強い。
- JFE:高炉大手。造船やインフラ向けの厚板、自動車向け鋼板などを製造し、DXやカーボンニュートラル技術にも注力。
- 神戸製鋼:高炉大手。アルミや銅などの非鉄分野も手掛け、自動車の軽量化に貢献する特殊鋼や部材に強み。
② 川上(電炉):スクラップから再生
- 東京製鐵:廃鉄を溶かして再生(H鋼材など)。
- 共栄製鋼:廃鉄を溶かして再生(鉄棒など)。
③ 原料・副原料:鉄の調味料
- 新日本電工:鉄の性質を変える材料を供給(マンガンが得意)。
- 中央電気工業:マンガン系合金鉄の国内最大手。日本製鉄系で、鉄の硬度や粘りを調整する合金鉄を製造・販売。
④ 川中(二次加工):鉄を延ばす・塗る
- ヨドコウ:購入した鉄に表面加工して「ガルバリウム鋼板」として販売。
- 東洋鋼鈑:飲料缶や電池ケースに使われる薄板加工が得意。表面処理技術(メッキ)に非常に高い技術力を持つ。
- 丸一鋼管:鋼管(パイプ)の国内トップ。建築、建機、自動車用など、多種多様なサイズの鋼管を加工・販売。
⑤ 川下(最終製品):組み立て・販売
- トヨタ:車を作る。
- 大成建設:ビルを建てる。
- ヨドコウ:物置を作る。
全体の流れを可視化してみたら、ようやくそれぞれの会社が何を担当しているのか、うっすらと見えてきました。これで視界が、少しはマシになってきました。
次はこれらの会社をしらみ潰しに見ていこうかなと思います。
知らない分野を知るのはとても楽しいです。特に私は、工場や製造業フェチなので、この「よくわかんない製造業」(普通に生活していると直接接することがない世界)を紐解くのがとても楽しくてワクワクします!
もっと地味なよくわからない製造業で財務がいい会社を見つけていきたいです。ウホホッ!



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