今日も今日とて、シケモク、シケモク🎵 シケモク不動産投資家のきくちゃんです。
本日ご紹介するのは、【7971 東リ】。 東リといえば、築古大家御用達の「バスナフローレ」です!
築古大家はだいたい、築30年とか40年とか50年とかの古ーい昭和の家を土地値相当もしくは土地値以下で仕入れます。そして最低限のコストと素敵なセンス、入居者様への最大限の思いやりで手直しして、清潔感とおしゃれさの漂う物件に仕上げて賃貸に出します。ありがたく賃料(インカムゲイン)をいただき、減価償却が終わったら買った値段かそれ以上で売るという投資方法です。
昭和の家といえば、在来工法のタイル風呂。 だいたいタイルが割れていたり、デザインが古臭くて貧乏っちいです。加えてタイルの床はめちゃくちゃ冷たくて、平成・令和生まれの若者は凍死するんじゃないでしょうか。昭和生まれのシルバー層も危ない!
危ない危ない!死んじゃったらお家賃が入らない! しかも風呂場で死んだら事故物件!事故物件だと販売価格が30%くらい下がっちゃうかも!(大家にとっては死活問題)
そんな時の救世主!!それが「バスナフローレ」!!

ご覧ください。なんということでしょう! 薄汚れた、タイルが小さすぎて目が回りそうなデザインの昭和のタイル床が、今流行りのユニットバスっぽい清潔感のある白い床に大変身!しかも暖かい!!!これで入居者様の快適と命は守られる!!一件落着。
【財務】
大家としてお世話になっている東リですが、投資目線で財務をチェックしてみます。

- 自己資本比率: 51.4%(2023年から2026年にかけて上がっています!企業努力!!)
- 利益剰余金: 324億円
- 有利子負債: 104億円
- 営業キャッシュフロー: 24億円
- 現金同等物: 80億円
- 業績: 2025年3月期は売上が上がったのに利益が減った「増収・減益」の年でした。しかし、直近の2026年3月期には「5,100(百万円)」へとしっかりV字回復し、過去最高レベルの利益を叩き出しています。
- 配当利回り: 4.14%
- PBR: 0.90倍
社長について: 永嶋 元博氏(2012年就任)。学習院大学経済学部卒業後、東リ入社。経営企画や人事、営業の要職を歴任して社長になった叩き上げの人です。1949年には上場しており、経営と資本は分離済み。経営陣に同族経営の支配はなく、役員は全員叩き上げというのも好感が持てます。
【歴史】
クッションフロア、壁紙やカーテンなどでリフォームをする大家さんにとってはとても親しみある会社ですが、調べてみると、なんと100年以上の歴史を持つ非常に面白い成り立ちの老舗企業であることがわかりました。
- 創業のきっかけ: 創業者は寺西福吉(てらにし ふくよし)という人物です。金沢の元藩士の家系で、最初は金沢で稲わらを利用した敷物「由多加織(ゆたかおり)」の製造から事業をスタートさせました。その後、日本の建築が近代化・洋風化していく中で「これからは新しい洋風の床材が必要になる」と予見。当時、海外からの輸入に頼っていた「リノリユーム(亜麻仁油や木粉などを固めた天然由来の床材)」の国産化に挑み、事業を転換させました。
- 1919年(大正8年): 製品を船で運びやすい兵庫県の伊丹市に工場を構え、「東洋リノリユーム株式会社」を設立しました。これが「東リ」の名前の由来です。翌年には日本で初めてリノリユームの国産化に成功し、当時は軍艦の甲板などにも採用されました。
- 高度経済成長期: 戦後になると、リノリユームだけでなく塩化ビニル系の床材(現在のクッションフロアやフロアタイルなど)の製造にいち早く着手。その後、カーペットや壁紙、カーテンへと事業を広げ、日本の住宅の洋風化とともに大きく成長しました。
- 1991年(平成3年): 床材だけでなく「インテリアの総合メーカー」になった実態に合わせ、長年親しまれていた略称である「東リ株式会社」へと社名を変更しました。
【チャート】
現在の状況を見てみましょう。

2026年5月11日現在、まさに「落ちてくるナイフ」とはこの事の図。 2023年から徐々にスタートしてピークに上り詰めた祭りが終わり、利益確定を終えた投資家たちが一斉に家路についている様です。
まるで隅田川の花火大会の帰りのようです。 「楽しかったね」「儲かったね」「また来たいね」と口々に言いながら、浴衣を着た投資家の皆さんが満面の笑みで家路についている様が目に浮かぶようです。
じっくり監視して、緑の線(移動平均線)の下のあたり、ナイフが床に落ちて刺さって倒れたくらいで指値を入れると良さそうです。
きくちゃんの学び
東リの製品は本当に素晴らしいので、しっかりと下がりきってから買いたいです。



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